お釈迦様は、真実を求めて、王子の身でありながら、家出をして修行の旅にでてしまいます。20歳代の時でした。
まずは、当時インドで有名な仙人2人に弟子入りし、あっというまにマスターしてしまい、それではまだ悟りは開けていないと思い、苦行(肉体をいじめたり苦しいことをする修行)生活を始めます。
しかし、お釈迦様は、苦行のあらゆることをやり尽くし、苦行では悟りを開けないと思い至り、自分の心や体や世界のことを、じっと瞑想しながら観察しました。
そして、ついに悟りを開きました。
お釈迦様は何を悟ったのでしょうか?
お釈迦様は、悟りを開いた後に、他の人にも同じ境地に至って欲しいと、言葉にし難い悟りの境地をいろいろな角度から説明しましたが、その中で代表的なものが、
「四諦〔したい〕」(チャッターリ・アリヤ・サッチャーニ)
という教えです。
四諦、「4つの諦め〔あきらめ〕」ということになりますが、4つの真理(本当のこと、普遍的な法則・真実)を説きました。
四諦は、「苦集滅道〔くしゅうめつどう〕」という4つの真理から成ります。
1つめ、「苦諦〔くたい〕」
生きているということは、実はすべて、苦しみであるということ。
2つめ、「集諦〔じったい〕
苦しみの原因は、「渇愛〔かつあい〕」という、満足せずいくらでも欲しがる、求める、対象を追い求める渇〔かわ〕いた気持ち、衝動であるということ。
3つめ、「滅諦〔めったい〕」
苦しみは、なくすことができるという真実。渇愛を滅ぼし尽くせば、苦しみのなくなった悟りの境地に至り、輪廻転生から脱することができる、という真理。
4つめ、「道諦〔どうたい〕」
苦しみをなくす具体的な方法。苦しみをなくし悟るには、8つの修行、「八正道〔はっしょうどう〕」を実践するべきであるという真理。
今回は、四諦を簡単に説明しました。「???」という部分が多いはずです。
次回は、もっと詳しく説明していくつもりです。
ありがとうございました。