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じゅんの仏教ブログ

仏教(上座部仏教・初期仏教)についての書き込みをするブログです

 この世は苦であり、その原因は渇愛〔かつあい〕であり、渇愛をなくせば苦もなくすことができる、というのが前回までのお話しでした。

 今回は、「では、具体的にどうやって渇愛をなくし苦をなくし、解脱〔げだつ〕―輪廻転生から脱出すること―ができるのか」という、具体的な方法です。それらももちろん一つ一つが真理です。

 苦しみを無くす具体的な方法の真理である、四諦〔したい〕の4番目は、「道諦〔どうたい〕」です。


 4、道諦〔どうたい〕(マッガ・サッチャ)

 道諦では、苦しみを無くす方法として、8つの項目を挙げています。8つあるので、
「八正道〔はっしょうどう〕」(アリヤ・アッタンギカ・マッガ)
 と呼びます。八つの正しい道、つまり、涅槃〔ねはん〕・解脱〔げだつ〕への8つの道ということになります。ですので、非常に大切な部分です。

 この8つの道を歩んで、悟〔さと〕り・涅槃〔ねはん〕・解脱〔げだつ〕へ至れるということなのです。そういう真理です。
 つまり、この八正道の実践こそが、仏教そのものであるとも、いうことができます。

 次回より、一つ一つ、順番に説明していきます。
 8つの項目の、簡単な説明だけ載せておきます。

 正見〔ショウケン〕:正しい見解
 正思惟〔ショウシユイ〕:正しい思考
 正語〔ショウゴ〕:正しい言葉
 正業〔ショウゴウ〕:正しい行動(体の行動)
 正命〔ショウミョウ〕:正しい仕事
 正精進〔ショウショウジン〕:正しい努力
 正念〔ショウネン〕:正しい気づき
 正定〔ショウジョウ〕:正しい精神統一・禅定〔ゼンジョウ〕

 ありがとうございました。

*用語説明
・涅槃〔ねはん〕(ニッバーナ):「消える」という意味。この苦しみの生存の世界から消えてなくなる、というニュアンスです。悟〔さと〕りには段階があります。預流果〔ヨルカ〕・一来果〔イチライカ〕・不還果〔フゲンカ〕・阿羅漢果〔アラカンカ〕の順版に登りますが、その最上の阿羅漢果に至るのは終点です。それが涅槃です。「涅槃・解脱」と、2つをセットで使うことが多いです。