アブ小劇場年末に復活! | ジャスト日本のプロレス考察日誌

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週刊プロレスモバイルより

12・21横浜文体での宮本VSアブ小デスマッチ王座戦が正式決定/大日本会見(14/10/30 17:40)
   
アブ小の文体でのデスマッチ王座挑戦が正式決定

30日午後3時より神奈川・横浜市の大日本道場で会見がおこなわれた。会見にはアブドーラ・小林、登坂栄児社長が出席。まずは10・13札幌のBJW認定デスマッチヘビー戦後、稲葉雅人を相手に防衛した宮本裕向が次期挑戦者にアブ小を指名したことに関してコメント。アブ小「たいへんうれしいですね。けど自分のなかで復帰してからメインとか蛍光灯マッチとか出させてもらってるけど、まだまだ実績不足かなと。昨日もハンデ戦とはいえ若手3人に敗れてしまったり、ということもあるので。受けたいけど、やるからには勝ちたい。もっと実績を積みたい」

そういうアブ小だが、直後に登坂社長は「団体側から12月21日、横浜文化体育館での宮本裕向VSアブドーラ・小林を決定事項としてお伝えしたい」と、同大会でのデスマッチ王座戦決定を容赦なくアナウンス。登坂社長は「実績というのは最侠タッグで結果を出せば…」と要求。明日、後楽園で伊東竜二と組みバラモンシュウ&バラモンケイとの公式戦に臨むが、ここで勝てば1位or2位での決勝トーナメント進出が決まる状況。アブ小は「それも実績の一つ。横浜文化体育館に向けて宮本の前に恥ずかしくない格好で出たい」と意気込んだ。しかし、ここまでのリーグ戦を振り返ると、アブ小は「いやあ、疲れましたね。巡業バスも壊れるし」と苦笑い。

アブ小「俺が体でかいからマイクロに乗るな的な空気になるんですよ。だからトラック運転しろと言われて。(宮本は愛してますチョップを懸けろと)僕が休んでる間に使ってもらったのは大変うれしいことなんですけど、僕がリングに戻ってきたら『なんで使ってんの?』って僕も思ってますし、ファンも思ってますし、たぶん棚橋さんもそう思ってる。棚橋さんはチャンピオンになったんだっけ? やっぱね、愛の伝道師はベルトを巻いてないとおかしいと思いますんで。宮本はしょせんパクリですから(キッパリ)。僕は公認です。棚橋さんは元祖。それは認めますけど、言った回数は僕のほうが多い。僕は本家」 ここで登坂社長は、アブ小がブログでも書いているが、国際プロレス時代からプロレスを見ている高岡大会のプロモーターの人が「勝っても負けてもいいからオマエが最後に愛してますを叫べ。最近は新日本のヤツらにマネされてるぞ!」と熱弁をふるっていたことを明かす。アブ小は「その人のなかでは(自分が)本家なんですよ」とキッパリ。

最近の宮本には「もともと身軽なイメージでしたけど重みが出てきた」というアブ小は、宮本興行11・9廿日市でも通常ルールでシングルマッチを闘うことが決まっているが、そこに向けても「勝たなきゃいけない試合。リーグ戦も宮本が上がってくるんだったら負けられない」と気合。すると、ここで「復帰したけどやったことがない」とアブ小は公開秘密特訓の決行を宣言。

冬直前!“超大型アイスバケツ・アブ小チャレンジ”/公開秘密特訓(14/10/30 17:39)
   
大量の氷をぶっかけられるアブ小。伊東は腹の上の氷をハンマーで叩き割り、去った。

アブ小は「こういうことをやらないとエンジンがかからない。この夏、アイスバケツチャレンジがあった。ちゃんこリブレの大鷲さんからやってもらえませんかと(あった)。俺のなかではちょっと違和感があったんですよ。時期が早すぎる」登坂社長「時期! ポリシーとかではなくて」アブ小「時期が早い。なんで夏、やるの? 夏やったら冷たくて気持ちいいだけでしょ。僕は正直、チャリティーするほど余裕もないんで、自分のために氷バケツをかぶりたい!」と、バケツに氷が入ったものを目の前に準備。しかし、登坂社長は「同じようなことを考えてました。やっぱり氷」と、巨大な板氷を鬼のように準備させていた。C型肝炎を克服したアブ小だが、最近はぜん息に頭を悩ましている模様。まさに地獄の特訓になりそうだが、まずは現在の体重を測ることに。アブ小はおもむろに勝負パンツ姿になると、体重計の上に。142キロを指す体重計。復帰前より7キロも太った姿に登坂社長は「見る人が見ればたるんでると言わざるを得ない」と明言し、もうすぐ冬ながらの“超大型アイスバケツ・アブ小チャレンジ”を決行することを宣言した。

準備ののち、イスに座ったアブ小がトラックの台の前に陣取る。若手3人が上からぶっかけることになったが、アブ小はあまりの氷の巨大さに「血が出るよ!」と焦り出したばかりか、ぜん息が出てきたのかせき込み始める。ひとまず大量の板氷の入ったバケツにホースで水も投入。やがて、意を決したアブ小が「お願いします!」と言うとトラックのゲートが上がる。若手たちが口々に「これはヤバイです」と心配し始めるなか、続けてアブ小が「大日本プロレスファンのみなさん、愛してま~す!」から若手3人がぶっかけると、無数の氷がアブ小の頭に、肩に直撃していく。信州信濃の流血マシンは予想以上に滝のように落ちてくる氷に「長い! 長い!」と絶叫。アブ小は「うわあ、イッテー! おお…」と寒そうなアブ小だが、そこに追い打ちをかけるように伊東が到着。バイオレンスな伊東はアブ小の腹に板氷を置き、それをハンマーで叩き割って気合を入れることを提案。すでに手をハンマーを持っている伊東の姿を見て観念したか、寝っころがるアブ小の上に氷を多数セット。すると、伊東は容赦なくハンマーを振りおろし氷を激しく破壊した。アブ小は「イッテー!」と苦しそうに立ち上がるも、ぜん息のなかでの特訓に関して「ぜん息が止まった、ショックすぎて。氷の特訓まではウエーッとなってたけど、ぜん息が止まって調子が良くなりましたね」と豪快に笑うと「やっぱり星野稲葉じゃダメだな。俺は一線を超えた」と公開特訓第一人者としての意地を見せる。

「氷系は何回かやってるけど、一番過酷。体が固まって引き締まりましたね」とその恐ろしさを乗り越えたアブ小が「痩せたかもしれない」と再び体重計に乗ると、針はまさかの140キロ。「ここに奇跡が起きています」と140キロと2キロ痩せた肉体を作り上げたアブ小は「明日これで体調万全だと思います。北海道巡業から悩んでいたぜん息も止まってきたし、体も短期間で2キロ引き締まった。特訓の成果ですね。明日特訓の成果を出します。そして宮本戦。決まってるなら実績十分のうえで宮本の上に立ちたい。そのためにもこの特訓シリーズ、来月もやらないといけない」と燃え上がった。