去る2月6日は世界的な指揮者であった小澤征爾さんの一周忌であっただけに、今月は様々な追悼番組が流された。
30半ばを過ぎた頃、ずっと遠ざかっていたクラシックがなぜだか無性に聴きたくなり、CDを借りては聴いていた。
クラシックに詳しい友人は居ないし、今のように音源に携帯をかざせば直ぐに曲名が解る時代ではなかった。
あてずっぽうに片っ端から聴いては作曲家と曲名を確かめるしかなかった。
たまたま図書館で借りて来たCDにチャイコフスキーの弦楽セレナーデが入っていた。
これが…もう、究極に素晴らしかった。
情熱的で、抒情的で。深く、厚く…体中の毛細血管に血が染みわたるような…
一体、誰が指揮したんだろう…オケは??と確認すると、
指揮していたのは小澤征爾さんだった。
オケはサイトウ・キネン・オーケストラ。
(このオーケストラは小澤征爾さんの師匠である斎藤秀雄氏を記念して編成されたものだそうです。サイトウ・キネン・オーケストラ - Wikipedia)
Tchaikovsky : Serenade for Strings Seiji Ozawa 2010 チャイコフスキー弦楽セレナーデ 小澤征爾 & サイトウ・キネン・オーケストラ 2010
この演奏を聴くたびに、心が洗われるような気持ちがする。
こんな音源を遺して戴いてありがたい。
絵画もそうだけど、音楽も後世に遺ってゆくもの…
音楽って素晴らしい。
小澤征爾さん、天国でもきっと音楽を楽しまれている事でしょう。
安らかに。