精一杯、虚勢を張って

霞みたいに消えるんだ…と言い聞かせ

見ないように、見ないように…過ごしてきて。

 

いざ、さよならだと思ったら

どうしようもなく

どうしようもなく

居てもたっても居られなくなってしまって…

 

気が付いたら

メッセージを送っていた。

 

迷惑かけたくないのに。

背を向けて離れるって決めたのに。

なに、やってんのよ…
 

好きとは言えない。

自分の歳は自覚しているつもり。

でも、寂しい…

堰を切ったように、言葉が溢れ出る。

まるで子供みたいに、伝えたら…

 

仕事でそっちへ行く事もありますから

行く時には声かけます!

空さんもたまにはこっちに来て下さいね。

 

…うう。

頭がくらくらするほど

ほっとした。

 

解ってます。

…諦めなきゃいけないのは。

 

なにするってわけじゃない。

でも、この言葉だけでも

生き返ったような気がした。