仕事が忙しく
…と、言ってもそうそう暇にはならないので大体忙しいのだが。
気持ちに余裕が無いので雑談も出来ない。
意識し過ぎると私は余計に何も出来なくなる。
二周り下の彼の時も
一周り下の彼の時もそうだった。
かといえば
PCの隙間越しに目があって
ニコッと笑う。
…それだけで、ちょっと蕩けたりして。
手にした途端に綿菓子みたいに消えて行くものに
心も身体も振り回されている。
いい歳をして。
いい加減、学ぼうよ。
私は50代の半ば
夢を見るには遅過ぎる。
だからもっと落ち着いて。
口に含めば淡雪のように溶ける綿菓子を
余韻をふくめて味わうつもりで。