忙しくて
ふらふらなんだけど
爪は付けるし
髪は巻く。
土日に家に籠り
メイクせずに仕事をしたら
全然気持ちが上がらない。
やはりメイクをして
ヒールをはいて外へ出たい。
いつもスーツをビシッと着こなしていたK君が辞めるとき
幾つになっても女性には綺麗で居ようとして欲しい。
と、言っていた。
他所の婆が綺麗にしようがしまいが関係ないだろうにと思ったが、
その真意はどこにあったのだろう。
私は綺麗にしていたい。
でもそれは…
まだ男に女と思って貰いたいという
身体の奥で渦巻くマグマのような
欲望の発露のようで
いつまでもはしたないと思われるのではなかろうか。