前回も掃除で英語の本を見つけた話だったので、その続きですけど、皆さんはこの本を知ってますか?

 
どこへいくの?ともだちにあいに!/いわむら かずお
¥1,785
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 これは非常にトリッキーな本で、この本をそのまま裏返しにすると、これになります。



Where Are You Going? to See My Friend!/Eric Carle
¥1,749
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 ほら、気が付きませんか? この2つの本の題名、実は全く同じで、ただ違っているのは英語か日本語かってことです。

 英語の本が左開き、日本語の本が右開きってところをうまく使って、エリックカールいわむらかずおという二人の絵本作家が共作したんですね!!

 詳しいことは、手にとって見るのが一番です。

 へえ、こういうのってありかもね!って、ちょっと微笑んでしまう絵本です。

 内容もいいし、たぶん英語入門期の子どもにぴったりだけれど、こういう本を作ってしまった二人の作家と出版社に拍手って気分ですよ。


 今日、家の中を整理していたら、こんな本が出てきました。

My Book About Me (Classic Seuss)/Dr. Seuss
¥1,307
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 これ、ずっと前にうちの子どもたちが台風先生の奥さんからもらったプレゼントなんですよ。

 で、中身ですけど、記述式なんです。
 空欄があちらこちらにあって、それを自分自身が書き込んでいく感じ。

 もちろん内容は「My Book about Me」というだけあって、自分自身のことです。

 例えば、名前、体重、身長なんていうのは当たり前として、

 歯の本数(上と下それぞれ)、自画像、手形、足形、鼻の形、目の色(さすが洋書です)、住所、電話番号、どんな家に住んでいるのか、

 で、話は自宅のことになって、

 自宅にある電灯の数、時計の数、鏡の数、蛇口の数なんていうのも書き入れます。

 さらに自分の食事のことで、どのくらい食べるのか、好き嫌いなんていうのも書きます。

 そして、学校のこと、好きな動物、好きなスポーツ、好きな色、服なんていうのも当然あって、さらにさらにさらに、
 Some Secret Things I know として、
 家の扉から最も近い木まで何歩あるか、とか、その木から郵便ポストまで何歩あって、その郵便ポストから一番近いお店まで何歩あるか、なんていうのも書かなきゃいけません。

 最後には、自分自身が初めて書く物語のページなんていうのもあります。

 どうです? 面白いですよね?

 たぶん子どもはもちろん、大人も楽しめます。小学校で英語教育が始まりましたが、この本、もしかしたら教材としてもかなりいいものじゃないかって思いますよ。

 珍しく推理小説を読みました。

連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)/中山 七里
¥630
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内容(「BOOK」データベースより)
  口にフックをかけられ、マンションの13階からぶら下げられた女性の全裸死体。傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。街を恐怖と混乱の渦に陥れる 殺人鬼「カエル男」による最初の犯行だった。警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに…。無秩序に猟奇的な殺人を続 けるカエル男の目的とは?正体とは?警察は犯人をとめることができるのか。  
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 これはですね、かなりえげつない話でしたよ。

 殺され方はグロテスクそのもの。でもって、その前後に挿入される「子ども虐待」を暗示させる話も非常に苦しい。読んでいて辛くなる。

 さらに話は悪い方向へどんどん進んで、例えば主人公の刑事が仲良くしていた子どもが被害に遭ったりするんです。

 やるなー、コイツ(作者)、って感じで、そのまま事件は解決へと向かうんですが、この解決の仕方もかなりえぐい!
 結末って実はちょっと想像がついちゃったんだけど、それにしてもすごいなあーって素直に思える話でした。

 何よりも文章がいいなあって思います。新人なんだけど、熟練の味がしました。