JBKの楽譜をまとめました。
GarageBandから出力しているものが多く、中央Cの下の音は下段に、上の音は上段に自動的に配置されてしまいますので、読みにくいものもあります。そのため、わざと左手用の音を1オクターブ下げているものもあります。

https://sites.google.com/site/jbkscore/score2


23曲分の楽譜をまとめたpdfはこちらです。

https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnxqYmtzY29yZXxneDo1NzU4NWI2ZWZiMTAwYTNm&pli=1

2011.10.20
お茶の水にある東京都水道局の水道歴史館を見学。音声ガイダンス端末の貸し出しもあり、美しいインタラクティブ展示が充実。また、水関連の書籍が集められたライブラリもある。
展示パネルは子供向けというよりも、詳細なデータも記載された本格的な資料。

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2011.10.14
有明水再生センタの近くだが、下水ではなく上水関連の展示施設。展示内容のクオリティが非常に高い。正面、天井、左右壁の4面ディスプレイと照明効果によるシアターなど。

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2011.10.14 9:25-11:00
お二人の方に対応して頂いた。。
落合、多摩川上流、有明、芝浦の4つの水再生センターを見比べることにより、基本原理の理解と、原理は同じでも処理方法の違いを肌とにおいで感じることができた。
【一般的な話】
汚泥処理のフロー。「濃縮槽」→「消化槽(分解。メタンガスが発生)」→「洗浄」→「脱水」→「焼却(1/400)」→「埋立て(汚泥+セメント)」
「下水処理場」から「水再生センタ」に名称変更したのは7年前。三河島ができた大正11年当時は、「汚水処分場」と言っていた。
水道は動脈、下水は静脈。
東京オリンピック当時で、下水普及率は30%。100%になったのは平成7年。ローマは3000年前からなのに。下水の定義は、ほぼトイレが水洗になったかどうか、ということ。
【流域・施設の特徴】
処理対象は6440ha。能力は83万トン/日。平均67万トン/日。
昭和6年稼働。当時はまだ海で、埋立てて建設した。三河島、砂町に続いて3つ目に古い施設。
A2O法はまだ導入していない。
仕組みは昭和6年と同じ原理だが、処理方法が時代と共に変わっている。例えば、第二反応槽のかき寄せ機は、サイホン方式になっている。
「沈砂池」の汚泥は、安定した無機物であり、そのまま埋め立てる。「第一沈殿池」(3時間)でろ格機やかき寄せ機で集めた汚泥は、汚泥処理する。「反応槽」は8時間。「第二沈殿池」の汚泥の15%を反応槽に戻す(有明の戻す量より少ない)。
トイレットペーパーは、微生物の栄養になる。流入水は150mg/lが浮遊物。このうち40~50mg/lがトイレ起源。第一沈殿池で90%除去され、さらに反応槽で70%が除去される。
重金属は水再生センタで処分は無理。これは工業排水基準で規制されている。家庭から重金属はほとんどこない。
処理能力とは、反応槽以降の能力。第一沈殿池はその3倍の容量がある。大雨で増水したときは、第一沈殿池からも直接排水する。それ以前に、下水管からも排水するようになっている。
下水の熱を使って冷暖房に活用。道を挟んだソニー本社ビルで使っている。

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2011.10.14 9:10-11:00
【一般的な話】
下水処理場の基本フロー:「沈砂池(Grit Chamber) 」→「第一沈殿池(Primary Sedimentation Tank) 」→「反応槽(旧ばっ気槽(Aeration Tank ))」→「第二沈殿池(Secondary Sedimentation Tank )」→「塩素接触槽」
最初の下水処理施設は、明治17年(1884)の神田下水道。現在も使用している。明治維新後、外国との交易が広がり、明治10年にコレラも発生したため。東京で一番古い下水処理場は三河島(1922)。日本で始めて微生物処理を導入。最大は森ヶ崎で、154万トン/日(通常130万トン/日)。下水道が普及していないころは、どぶを消毒作業していた。汚染がひどかったため、昭和36年から53年まで、隅田川の花火大会は中止されていた。
東京23区の下水管の総延長は15,800km。太さは25cmから8.5mまである。大型のものは、大雨のときの貯水機能も兼ねる。環七沿いにある。23区は50mm降っても大丈夫なようになっている。一部は75mm。分流管でも雨が降ると下水が増えるのは、地下水が上昇することも要因ではないか?
下水道の主要3施設は、「管」「ポンプ」「処理場」。
汚泥処理を再利用したレンガ(メトロブロック)は、現在生産していない。
【流域の特徴】
有明地区700haの狭い区域。処理能力は12万トン/日であるが、当初の予定より人口が増えていないため、通常は1万5千トン/日。
7つのポンプ施設がある。他の地域では自然流下で下水を流すのが一般的だが、ポンプを用いることにより、下水管に傾斜をつける必要がなくなり、電気・ガス・通信との共同溝を利用することができる.共同溝には、上下水道の他、中水管、ゴミ収集管が張り巡らされている。すなわち、電柱がなく、ゴミ収集車も走っていない(他の地域からの収集車は走っていた模様)。
約2割が再生水(Reclaimed Water)として使われている。実際には5,000トン生産しているが、戻った差分の使用量は、2,500-4,00トン/日。10/13は2,680トンだった。家庭(マンション)向けには定額300円/月。
【施設の特徴】
UFOを模した未来的な設計。株式会社 現代建築研究所が担当。体育館やプールなどを併設(江東区が管理)。7階にある噴気口のような6つの管は脱臭装置。
従業員30人。8人が夜間勤務。
「第一沈殿池」2時間。浮いている物質をスカムという。かき寄せは一分間に30cm。6池のうち2池が稼働。「ばっき槽」20時間。4槽のうち1槽が稼働。「第二沈殿池」4時間。ほとんどの汚泥は反応槽に戻す。
「虹の下水道館」という展示施設が5階にある。

微生物を顕微鏡で見せていただいた。クマムシが最強の微生物。
沈砂池で出たゴミは隣のゴミ処理場にパイプで送って処理。青い配管は高度処理水、紺色は処理水。白い配管はゴミを送る管。
地下の側溝に処理水を流し、魚を飼っている。
ほとんどが地下施設。4ha。耐震対策をしたため、3.11では全く影響がなかった。同じ埋立地でも浦安とは大きく異なる。

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通称、「多摩上(タマジョウ)」

2011.09.28 9:30-10:45
【流域の特徴】上下水道は、基本的に市町村が運営するものであるが、「流域下水道制度」というものがあり、より広域で管理を行っている地域がある。各都道府県で少なくとも1つ以上ある、全国に広まっている制度。国土交通省が音頭をとっている。この制度では、太い管や下水処理場は一括して運営し、細かな下水管は各市町村が管理する。多摩流域では2町6市の9,899ha、248,200m3/dの規模。7箇所の下水処理場がある。この他に、市が単独で運営している下水処理場がある。東京区部では細かい下水管を含めて東京都下水道局が運営。多摩川の水は、羽村取水堰で8割が水道水源として取水される。多摩川中流域の5割は下水処理水。
【分流管】多摩地域は雨水と下水を分ける分流管となっている。有明地区も同様だが、東京の多くは雨水と下水が混ざる合流管。しかし、雨が降ると明らかに下水流入量が増加する。明確な理由はよくわかっていない。
【施設の特徴】ポンプは一箇所。沈砂池から上げる。あとは自然流下。多摩川を挟んで、多摩川上流水再生センターと八王子水再生センターの2つの施設がある。これらは、汚泥管、下水処理管、ネットワークなどで多摩川の地下で結ばれている。八王子水再生センターは、地元要望でかなり低い建物。多くは地下に建設されている。有明水再生センターでは、さらにすべてが地下施設。一方、芝浦、三河島は昔ながらの施設。
【計測データ】いろんな計測データは監視制御室に集められている。データは、残してあるものも、容量の都合で消去してしまったものもある。環境系の研究者がデータ提供を申し出ることもある。基本的に提供している。先日は東工大の研究室から、下水処理水の温度変化のデータ提供の依頼があった。
【処理水の再利用】玉川上水、野火止用水、千川上水の清流復活事業を行っている。下水処理量150,000t/dのうち、24,000t/dを使っている。その他、高度処理水した水を使ったミニ水族館が施設内にある。
【焼却施設】焼却施設3機。最も大きい1号機が主に使われている。汚泥は遠心脱水機で含水率75%(粘土程度)にして、焼却される。焼却灰の処理が、やはり問題になっている。建屋の高さが低い八王子水再生センターは、外観からは焼却施設があるように見えなかったが、これも地下に建設されているとのこと。地元要望とはいえ、地下にこれらの施設を建設するのは、環境にとってよいのかどうか疑問を感じた。

【A2O法(Anaerobic Anoxic Oxic)】特にA2O法を詳しく知りたいと、見学予約の際に依頼した。A2O法によって、N(窒素)とP(リン)を除去する。A2O法は、
(1)化合物含めて酸素がない「嫌気槽」
(2)分子としての酸素がない(NO3-という形では存在)「無酸素槽」
(3)空気を送り込んで酸素が豊富な「好気槽」
の3段から構成される。それぞれの槽の大きさはどの程度が適当かは、明確にわかっていない。
Nの除去原理:
下水のNはNH4+の形で入ってくる。
これを空気を注入する「好気槽」にて、バクテリアによってNO3-にする。
さらに無酸素槽に戻して、別のバクテリアによってN2を発生させる(酸素はバクテリアが取り込む)。
Pの除去原理:
「嫌気槽」でPを放出するバクテリアが、
「好気槽」で、放出した量よりも過剰にPを吸収する。
これらのバクテリアは焼却処理される。また、従来の下水処理のバクテリアによる有機物分解は、別のプロセスではなく、上記のA2O法の槽にて同時に行われる。

$Jumping Bacteria Kids-13-1
水不足に悩んできた沖縄県民の夢

2011.09.16 13:40-15:00
【流域の特徴】
対象23市町村。水道水は412,000t/d、工業用水は14,000t/d。
取水源はダム75%(国管理10個、あとは県管理)、河川16.8%(20河川)、地下水7.2%(嘉手納井戸群)、海淡0.9%(天候に左右されない、渇水期に使う)。水源は北部に集中。人口は南部に集中。本当の長さは120kmあり、約100km導水する。
沖縄県の人口は139万人、このうち120万人が本島。年間の降雨量は2037mmだが、梅雨や台風時に集中。使える水量は1,937t/人(全国平均は3,037t/人)。
沖縄諸島の離島には、小規模の海水淡水化設備が多くある。
【施設の特徴】
取水塔、放流塔は沖合200m。それぞれ、9m, 13mの深さ。2つは62m離れている。放流塔を深くして、自然流下で濃縮水を放流。敷地面積は12,000m2のみ。供給地に近い場所に作れる。能力は40,000t/dだが、普段は5,000t/d。総事業費は397億円(国庫補助85%)。
北谷浄水場の水とブレンドしている。北谷浄水場は140,000t/d。海淡の量は比較して少ないため、ホウ素除去処理は不要。

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