2011.10.14 9:10-11:00
【一般的な話】
下水処理場の基本フロー:「沈砂池(Grit Chamber) 」→「第一沈殿池(Primary Sedimentation Tank) 」→「反応槽(旧ばっ気槽(Aeration Tank ))」→「第二沈殿池(Secondary Sedimentation Tank )」→「塩素接触槽」
最初の下水処理施設は、明治17年(1884)の神田下水道。現在も使用している。明治維新後、外国との交易が広がり、明治10年にコレラも発生したため。東京で一番古い下水処理場は三河島(1922)。日本で始めて微生物処理を導入。最大は森ヶ崎で、154万トン/日(通常130万トン/日)。下水道が普及していないころは、どぶを消毒作業していた。汚染がひどかったため、昭和36年から53年まで、隅田川の花火大会は中止されていた。
東京23区の下水管の総延長は15,800km。太さは25cmから8.5mまである。大型のものは、大雨のときの貯水機能も兼ねる。環七沿いにある。23区は50mm降っても大丈夫なようになっている。一部は75mm。分流管でも雨が降ると下水が増えるのは、地下水が上昇することも要因ではないか?
下水道の主要3施設は、「管」「ポンプ」「処理場」。
汚泥処理を再利用したレンガ(メトロブロック)は、現在生産していない。
【流域の特徴】
有明地区700haの狭い区域。処理能力は12万トン/日であるが、当初の予定より人口が増えていないため、通常は1万5千トン/日。
7つのポンプ施設がある。他の地域では自然流下で下水を流すのが一般的だが、ポンプを用いることにより、下水管に傾斜をつける必要がなくなり、電気・ガス・通信との共同溝を利用することができる.共同溝には、上下水道の他、中水管、ゴミ収集管が張り巡らされている。すなわち、電柱がなく、ゴミ収集車も走っていない(他の地域からの収集車は走っていた模様)。
約2割が再生水(Reclaimed Water)として使われている。実際には5,000トン生産しているが、戻った差分の使用量は、2,500-4,00トン/日。10/13は2,680トンだった。家庭(マンション)向けには定額300円/月。
【施設の特徴】
UFOを模した未来的な設計。株式会社 現代建築研究所が担当。体育館やプールなどを併設(江東区が管理)。7階にある噴気口のような6つの管は脱臭装置。
従業員30人。8人が夜間勤務。
「第一沈殿池」2時間。浮いている物質をスカムという。かき寄せは一分間に30cm。6池のうち2池が稼働。「ばっき槽」20時間。4槽のうち1槽が稼働。「第二沈殿池」4時間。ほとんどの汚泥は反応槽に戻す。
「虹の下水道館」という展示施設が5階にある。

微生物を顕微鏡で見せていただいた。クマムシが最強の微生物。
沈砂池で出たゴミは隣のゴミ処理場にパイプで送って処理。青い配管は高度処理水、紺色は処理水。白い配管はゴミを送る管。
地下の側溝に処理水を流し、魚を飼っている。
ほとんどが地下施設。4ha。耐震対策をしたため、3.11では全く影響がなかった。同じ埋立地でも浦安とは大きく異なる。

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