どうも約1年振りです、代表の熊代です。
Netflixコラボの一大プロジェクトを無事終えて、古巣に帰ってきました。
これまでの指導経験を踏まえた非常に濃密な記事を連発できたと自負しております。
まだご覧になっていないというかた、ぜひこちらからご覧になって下さい。
ためになる事請け合いです
これだけブランクが空いて久しぶりに何を書こうかと考えていましたが、昨今の英会話スクール情勢に触れようかと思います。
文法解説の関係代名詞が終わっていないのは承知の上です。
あれはそのうち書きます。そのうち。いつかは自分で決めます。
ポケトークについてもそのうち書きます、もう6割書きましたが。
私が知っている限り英会話スクールのトレンドは
「講師は全員外国人」に始まり
「駅前留学」、「コーチング系」を経て
「時短」になっていると思います。
その最たる例が××ブートキャンプでしょうか。
何でも2日で英語ペラペラにしますよ、という。
なるほど、これはやられた。
素晴らしい取り組みだと思います。
これを先に受けてから通常の英会話レッスンを受講すればその効率は更に上がると思います。
営業妨害スレスレかもしれませんが、断言します。
その2日の特別プログラムを受けても、文法、語彙レベルはほとんど伸びません。
しかし、度胸が。外国人とのコミュニケーションにおいて非常に重要な「度胸」がつきます。
一体どういうことなのか。
このブログでも何度か触れたことがありますが、実は日本人の英語の語彙力はすごいです。
日常生活の中に自然に外来語が溶け込み、無意識に膨大な数の英単語を会得しています。
私はこれを日本語の単語と脳内で結びつけるというアプローチで初心者の方の語彙を伸ばします。
ちょっと時間がかかります。生徒さんがレッスンを受けてない間に意識した回数が物を言うので。
しかしこの××ブートキャンプは違う。
プレッシャーを与え、恥をかかせ、非日常の感覚にすることにより強制的に知っているはずの単語を引き出します。
武道でも同じですが、精神が最も鍛えづらい。
そこを私はレッスン外で英語を使うことを薦めたり、時には外国人講師に授業してもらって補ってきましたが、
ここはしっかりと最初から非日常の場に放り込む点が素晴らしいです。
自己紹介で何も言えず、衆人環視の中しどろもどろになるのをバッサリと切り捨てられる。
だんだん薄れていく羞恥心の中首をもたげる言語中枢。いつしか文章の体を成し始めるカタカナ言葉。
発音が悪くとも気にしない、文法が間違っていても気にしない、相手に伝えるために言葉を紡ぐマシーンの誕生です。(良い意味で
好きなお酒を聞かれて開口一番
「アイライクウィスキー。アメリカン、ノー。スコッチ、グレイト。エブリデイドリンク」
こんな返事ができますか。中々できないですよね、全部知ってる単語のはずなのに。
これがメンタルブロックです。
「英語が喋れるなんてとても言えない、私はそんなレベルにはない」
「まだまだ私には至らない点があります」
「なんか恥ずかしい。間違うし。」
という意識があるとこんな文章を作ること、ひいては自信を持つことは難しいです。
自信とは自分ができることを知ることで、できないことばかりに目がいくとなかなか自信に繋がらないです。
そして自信がないと100あるはずのスキルの80とかそれ以下しか発揮できない。
常日頃生徒さんにはできているところを伝えるようにしていますが、十分なレベルに達しているのになかなか自信を持てない人もいます。
私はいたずらにできない点ばかり指摘するのではなく、できるところを見抜いてフェアに評価することを信条にしています。
大人が時間とお金を割いて勉強するなんてどれだけ尊いことなのか。
中学高校でさんざん悪い点数を取ってきたり、全然授業が楽しくなかったという人にはまず「英語って楽しいんだ」と感じてもらって、
いっそうの意欲で自ら望んで学びたくなるようなレッスンを心掛けています。
時間はかかるかもしれませんが、これがジャンピンベア東京です。
視野は広く持ちつつ、当教室でも他をヒントにできるだけ実践的なレッスンを、
また学んで楽しい英会話を今年も提供していきたいと思います。
2019年、よろしくお願い致します。
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