9月11日、松江市秋鹿町の秋鹿公民館で出雲杜氏組合(上濱智信組合長)の第75回出雲 杜氏自醸清酒品評会褒章授与式が開催され、酒造関係者など約40名が出席しました。今年は島根、鳥取の13醸造場から大吟醸酒29点、純米酒30点が出品され、8月6,7日の2日間、田畑光正島根県産業技術センター生物応用科長を審査長に5名の審査員で厳正に行われ、吟醸の部は、最優秀賞に隠岐酒造㈱の「隠岐誉ロ号(小島修一杜氏)」、優秀賞に千代むすび酒造㈱の千代むすびイ号(坪井真一杜氏)など4点、優等賞に簸上清酒(名)の玉鋼イ号(高橋大介杜氏)など6点、純米の部は最優秀賞が富士酒造(資)の出雲富士(今岡稔晶杜氏)、優等賞に池月酒造㈱の誉池月(末田誠一杜氏)など12点が選ばれました。田畑審査長は「近年は、夏場の暑さのため酒米の品質にばらつきがある中、各醸造場で高い醸造技術と適切な温度管理によって、全体的に吟醸酒はまろやかな旨味を、純米酒は上品な香りを感じる品格のある酒となっている」と講評を述べ、松江税務署の山手健次署長から隠岐酒造㈱に優勝旗が、小島修一杜氏に島根県知事賞とJAしまね組合長賞、富士酒造(資)の今岡稔晶杜氏に表彰状が贈られました。上濱組合長は「酒米や人件費の高騰で厳しい経営環境にあるが、島根県の日本酒は全国鑑評会でも高い評価を受けており、島根の食の魅力を倍加させる『しまねのお酒』を味わっていただきたい」と挨拶し、隠岐酒造㈱の小島杜氏は「お客様に満足していただける酒造りを目指し技術の向上に努める」と答辞を述べました。