7月9日、出雲市国富コミュニティセンターで、平田西部地区治水対策協議会(西部治水協)が開催され46名が出席しました。西部治水協は、斐伊川水系の平田船川と湯谷川の上流域である西田、国富、平田の3地区の自治会役員や土木委員で組織し、治水事業の進捗や河川環境の保全などを協議する機関として設置されており、この日は、河川を管理する島根県出雲県土整備事務所と出雲市役所の関係者に出席を求め、平田船川と湯谷川の整備事業の進捗状況や今後の事業計画などについて意見交換しました。主催者として挨拶した今井順一国富地区自治協会長は「近年は線状降水帯の発生で短時間豪雨となり、度重なる幹線道路の溢水による通行止や一畑電車の運休、山腹崩壊など住民生活の安全や経済活動に深刻な支障が生じており、関係行政の皆様には適切な対応をお願いしたい」と述べ、関係地区の代表が意見陳述しました。出席者からは河川改修事業の一層の進捗を図るべきとの意見はもとより山林の保水力が低下しており、治山事業や砂防事業の実施を求める意見や市街地の河川環境や水質向上などを求める意見があり、質疑応答のコメントで公田陽一出雲県土整備事務所長は「平田船川は数年で暫定改修を終え、湯谷川については湯谷橋から本田橋区間の事業について令和10年度中の完了を見込み、現在、本田橋から国富郵便局間の改修計画の策定中で、上流部については当面の溢水対策を講じつつ、事業の進捗を図りたい」と述べました。