5月26日、政府の情報収集などインテリジェンス機能の強化に向けて「国家情報会議」を創設し、政府の意思決定を支える情報収集・分析の役割を担う「国家情報局」を設置する法律案が参議院の内閣委員会で可決されました。法案には個人情報やプライバシーの保護に十分な配慮を行うことなどが付帯決議として盛り込まれましたが、「スパイ天国」などと揶揄される日本で、ようやく「国益」を守るための法制に着手されたことは評価すべきだと考えます。ところで、プロ野球読売巨人軍の阿部慎之助監督が暴行容疑で現行犯逮捕されたとの報道に驚きました。姉妹の喧嘩の仲裁で口論となり、18歳の長女の襟元をつかんで投げ飛ばしたとのことで、長女が生成AI「ChatGPT」のアドバイスで児童相談所に相談し、警察に通報され、逮捕に至ったとのことで、「家庭内の暴力であっても第三者に対する暴力と同等」との視点はDV等への行政や警察の介入が前進する端緒になると思われます。読売巨人軍の山口寿一オーナーが「暴力を振るった事実は重く、監督を続けることは許されない」として監督辞任を即断したことは当然と思いますが、子どもたちから「独立国家の元首や罪なき人々を殺戮している国家指導者になぜ何のお咎めもないのか」と問われた際に明快な答えを持ち得ないことに歯がゆさを感じています。