5月14日、出雲大社の大祭礼が宮内庁からの勅使を迎えて盛大に執り行われました。勅使様をお迎えする祭典を「勅祭」と言いますが、千家宮司を先頭に正服に身を包んだ大勢の神職が神前に参進して執り行われる祭事は平時の2礼4拍手1礼の作法とは異なり、2礼8拍手1礼で行なわれるのが特徴です。雲一つない五月晴れの下で斎行された今年の祭典には丸山達也島根県知事や神社本庁の代表など、各界の代表400人が参席しました。午前10時、本殿の御扉が開かれ、海・川・山・野の神饌を供奉して祝詞奏上がされた後、菊の御紋の刺繡に包まれた唐櫃で天皇陛下の御幣物が運びこまれ、勅使の唐橋在倫掌典が祭文奏上を行い、玉串拝礼を行いました。出雲大社は2月の「祈穀祭」、5月の「大祭礼」、11月の「献穀祭」を「三大祭式」としていますが、例大祭にあたる大祭礼は16日までの3日間に「一之祭」「二之祭」「神興渡御祭」「三之祭」などの祭事や神楽や獅子舞の奉納に加え絵画展やスポーツ大会などの協賛行事、境内での植木や書画骨董市など多くの催しがあり、今年は天候にも恵まれ、崇敬者をはじめ多くの参拝者でにぎわいを見せています。