5月3日は「憲法記念日」。昭和22年5月3日の日本国憲法施行を記念して翌年に制定され、今年が78回目となります。憲法は国のあるべき姿を示す国家の基本法で、日本国憲法の「国民主権・基本的人権の尊重・平和主義」という基本原則を守ることに異論があるとは思えませんが、制定当時は占領下で国防を担う自衛隊が組織されておらず、戦前の勅令がトラウマとなって緊急事態などに関わる規定が欠落しているなど、憲法に明記すべき事項があるとする意見が国民の多数意見となっていることは各種の世論調査に明らかです。敗戦から80年が経過して国際情勢や社会経済状況が大きく異なっているにもかかわらず、国会の議論にほとんど進展が見られないことは忸怩たる思いですが、そうした思いを同じくしていた波多洋治岡山県議会議員が5月1日の早朝、脳出血のため急逝されたと聞き、大変悲しく、驚いています。波多先生は島根県海士町出身で81歳。岡山大学教育学部を卒業後、永らく教員を務め、2003年の岡山県議会議員選挙で初当選し、2020年5月から第71代県議会議長をお勤めになりました。空手道を極め、自民党岡山県連の保守派論客として知られ、小生とは島根県出身で県議会6期組の同期ということもあり、親しくお付き合いをしてきただけに残念で、心からご冥福をお祈りいたします。