3月23日、令和7年4月に新設される旅伏小学校に統合する2つの小学校の閉校式が行われました。出雲市立国富小学校(松本茂校長;127人)は、斐川平野と中国山脈を望む旅伏山麓南側に明治7年5月に創立され、地域の入会林の収益を活用した奨学金制度が創設されるなど地域ぐるみの人材養成に熱心な地域の皆さんに支えられ、5,344人の卒業生を送り出した学校です。西田小学校は、旅伏山麓北側の十六島湾から平田市街地まで続く地域の中心部に明治6年7月に開設され、県内有数の高い学力が特徴の学校で、4,238人の卒業生を送り出してきました。両校の記念式典では出雲市の飯塚俊之市長が「150年を超える歴史を有する学校の統合は寂しいが、新たな学校の歴史をつくる気概を持ってほしい」と式辞を述べ、学校長から校旗が出雲市の杉谷学教育長に返納されました。国富小学校では、松本校長が「国富小の歴史を見てきた大坂の桜は、今後は、眼下の新しい学校の子供たちを見守ってくれる」と挨拶し、児童代表が「国富小学校ありがとう・さようなら」とメッセージを読み上げました。西田小学校では、岩井校長が「全校児童がまさに兄弟の如くに過ごす校風は珠玉のものだった」と挨拶し、6年生が「卒業生は中学校で、在校生は旅伏小学校で頑張ろう」とメッセージを読み上げました。記念式典の前後には、国富小学校ではコミセンで写真展、体育館では島根県の無形文化財に指定されている宇賀神社の獅子舞の上演やビデオ上映などの「ありがとう国富小学校の集い」、西田小学校では式典前にOBと児童が参加した「ふれあいの会」、式典後には「さよならパーティ」が開催され、ともに卒業生や地域の皆さんが名残を惜しむ時間を過ごしました。