2月16日、松江市内のホテルで島根県遺族連合会(石原道夫会長)の役員研修会と青年部設立総会が開催されました。島根県遺族連合会は日本遺族会の支部組織として設立され、英霊顕彰や遺族の福祉増進をはじめ戦争の悲惨さを後世に伝える「平和の語り部」事業などを展開しています。戦後80年となり、遺族の平均年齢が84歳となる中で会員数は3,000人余にまで減少ており、戦後の記憶を継承し、戦争の悲惨さや平和の大切さを発信するためには孫やひ孫の世代に活動を引き継ぐ必要があるとして、遺族会の組織に「青年部」を発足させたものです。石原会長は「遺児が恒例となる状況で、後を継いでくれる力強い若者が必要で、青年部の発足は感慨深い」と述べ、日本遺族会の水落敏栄会長は「戦争の悲惨さを後世に伝えるために青年部の設立は不可欠」と挨拶し、青年部の代表に選出された小林悟さんが「若い世代が仲間に呼びかけ、遺族会の活動を次代へ引き継ぐ」と決意表明しました。日本遺族会は、戦争の実態や経験を後世に語り継ぐ「平和の語り部」活動を日本全国で展開しており、会員が地域の小中学校などの依頼に応じるかたちで、戦災体験等を語り伝えてきており、戦争経験を風化させないためにも平和教育の一環とする行政との協働を深める必要を感じました。