令和7年は1月6日を「仕事始」とする企業や団体が多く、島根県や出雲市などの公官庁もその例ですが、近年は年賀の挨拶に1軒ずつ廻るのではなく、行政や各種団体、企業などの代表や役員が一堂に会して顔合わせを行う地域が増えています。出雲市では1月6日に出雲市役所で、平田地域では1月7日に「年賀の集い」が開催され、丸山達也島根県知事や舞立昇治参議院議員、高見康裕衆議院議員、飯塚俊之出雲市長などが来賓として出席し、年頭の挨拶を行いました。能登半島地震で明けた昨年と異なり、比較的穏やかな日和が続いたこともあって、出雲大社は正月3が日の参拝者が67万人と報道されました。今年の干支は「巳」で、蛇を象徴としますが、蛇は、再生や神秘、知恵、そして変容、成長を象徴する動物として古くから世界中で崇められてきました。再生と復活は、蛇が皮を脱ぎ捨てて生まれ変わることから、神秘と知恵は、蛇が神秘的な動物とされることから、変容と成長は、蛇が姿を変えることができることから例えられたと考えます。とりわけ、2025年の巳年は「乙巳」という特別な年と言われており、早々に第82回ゴールデングローブ賞で「SHOGUN 」が作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞の4つを獲得し、松山英樹のPGAレコードでの11回目の勝利、錦織圭選手の復活など海外からのビッグニュースが相次いでおり、大きな変化や成長を予感させる一方で、トランプの大統領返り咲きや韓国の混乱、日本をはじめ多くの国で政治的な不安定が生じていると伝えられており、混乱に向かう変化は避けたいところです。