8月11日、第106回全国高校野球大会は1回戦4試合が行われ、第3試合に島根県代表の島根県立大社高校が兵庫県代表の報徳学園と対戦しました。報徳学園は2年連続選抜大会準優勝の強豪で、今大会でも優勝候補の一角とされており、大社高校は32年ぶりの出場で、傍目には報徳優勢との観測がありましたが、大社は1回表の攻撃で、タイムリーヒットと敵失で2点を先行、7回に追加点を取り、エースの馬庭投手が1失点で完投して、昭和36年以来63年ぶりの勝利をあげ、甲子園に「宇迦の遠山雲低く」で始まる校歌を響かせました。大社高校の石飛監督は勝利インタビューに「選手の力は無限大」と答えていますが、緒戦はパリオリンピックの女子レスリング50キロ級で圧倒的な実績をひっさげながら、まさかの敗北を喫した須崎優衣選手に象徴的なように、慎重さが硬さになり、受け身に回った途端、相手の勢いに押されてしまうことは珍しいことではなく、大社ナインの臆せずに立ち向かう姿勢が勝利を呼び込んだもので、次の諫早創成館高校との2回戦が楽しみです。ところで、世界の200以上の国や地域、難民の選手団が世界中から参加したパリオリンピックはが閉幕しました。日本は、レスリングや柔道、体操、フェンシングなどに加えてスケートボードやブレイキンなどのニュースポーツ、馬術や飛び込み、近代5種などに歴史的な快挙もあって、金20、銀12、銅13の合計45個のメダルを獲得し、アメリカ、中国に次いで3位となりました。参加したすべての選手の皆さんの健闘をたたえるとともに、次の開催都市・ロサンゼルスに向けた新たな歩みに期待したいと思います。