6月21日、島根県議会6月定例会は本会議が開催され、一般質問(一問一答方式・1日目)が行われました。この日は福井竜夫議員、田中明美議員(自民党議員連盟)、河内大輔議員(自民党ネクスト島根)、角智子議員(民主県民クラブ)、大国陽介議員(共産党)の5人が質疑を行いました。福井議員は、「中山間地域対策」「カスタマーハラスメント」「出雲空港ターミナルの整備」などについて、田中議員は、「県外の大学との連携」「男女共同参画の防災対策」」などについて、河内議員は、「放課後児童クラブ」「萩・石見空港の活用」などについて、角議員は、「学校給食費の無償化」「不登校児童の健診」「女性活躍」などについて、大国議員は、「国民健康保険」「無料定額診療」「有料人材紹介」「訪問介護報酬の改定」などについて、知事、副知事、関係部局長、女性活躍推進統括監および教育長の見解を質しました。丸山知事は、女性活躍について「女性の活躍推進は、女性が社会で活動できる時間を確保する必要があり、家事、育児、介護などを男性が受け持つことが条件」とし、役職や待遇について「県職員に占める女性職員は29.8%で管理職は16.0%、給与は男性職員の88.2%、市町村は32.4%、22.9%、91.9%、5人以上を雇用する民間企業は43.3%22.7&、78.4%」、出雲空港について「航空需要に対応しながら、山陰の空の玄関として必要な整備を行なっている」などと述べました。森本防災部長は、防災士について「令和6年4月現在の資格取得者1,427人中、女性は154人(10.8%)」とし、木次地域振興部長は、萩・石見空港の利用者について「観光目的50%、ビジネス20%で、往復利用が80%、滞在日数は2泊3日50%、1泊2日30%で、滞在先は石見、山口が大半」、安食健康福祉部長は、介護報酬について「専門性を有する有資格者の処遇改善加算は理解できるが、県内の介護施設の90%は加算措置を受けており、多くが減収となる見込み」、野津教育長は、教育系大学との連携について「島根県の教員採用試験の合格実績が高い岡山県の環太平洋大学(令和3年7人、4年6人、5年7人)と広島県の広島文教大学(12,11,12)と協定を締結した」などと答弁しました。