6月12日、出雲市内のホテルで島根県旅館生活衛生同業組合の令和6年度通常総会が開催され、県内の旅館、関係行政など約100名が参加しました。皆美佳邦理事長は「厳しいコロナ禍を脱し、生衛業界は活気を取り戻しつつあるが、元日の能登半島地震の発生は私たちにとって決して他人事ではなく、平時から厄災への備えが必要であることを痛感させた」と挨拶しました。議事では、令和5年度の事業報告、決算および令和6年度の事業計画、予算案を了承し、任期満了に伴う役員改選では、新理事長に松江しんじ湖温泉ニューアーバンホテル社長の植田祐一氏が選任され、皆美佳邦と園山繁の両名が顧問に推戴されました。植田新理事長は「勇気をもって新しい事案にチャレンジするとともに宿泊業に携わる事業者の組合加入を促進し、組織の強化に取り組みたい」と抱負を述べました。生活衛生営業振興交付金事業として開催された研修会では、出雲市斐川町の万九千神社宮司の錦田剛志さんが『お神酒あがらぬ神は無し-直来とは何か-』とする講演を行い、「神事(祭り)は、非日常のハレの時間(空間)であり、直来は、神饌として供じたお神酒のお下がりを有難く頂戴することによって、神と人、人と人の関係性を濃密にする大切な機会(時間)である」と解説しました。懇親会に出席した丸山達也島根県知事は「令和7年下期に小泉セツを主人公にしたNHK連続ドラマ小説の放映が決定した」とし、「観光業界は長いトンネルを抜けつつあるが、物価高、円安、人手不足と言った問題を克服するためにも事業者の連携が必要で、組合の役割は極めて大きいものがある」と挨拶しました。