5月15日、島根県警察官支援の会(会長;園山繁県議会議長)の令和6年度通常総会が開催され、県内の各種団体や事業所の代表約60人が出席しました。警察官支援の会は県内の各種団体や企業で組織され、警察官の職務を理解し、その労苦に感謝するとともにその活動を支援することを目的に昭和43年に設立され、災害被災地や全国的な規模で開催される行事等に派遣される警察官への激励をはじめ警察学校卒業生への記念品贈呈、殉職警察職員慰霊祭への献花など、様々な活動支援を行っています。この日の総会では、園山議長からG7広島サミットや能登地震への派遣、衆議院補選での度重なる要人警護などに対する労いと謝意が表明され、中井警察本部長からは県内で令和5年度の刑法犯認知件数は1,956件、検挙率73%で、ともに全国1位を記録しながらも投資詐欺被害で1.5億円(71件)、SNSによる詐欺被害が2.6億円に上る深刻な実態が報告されました。また、福間警務課管理官が警察官採用試験の受験者が平成30年度の289人(合格者88人;競争率3.3倍)から令和5年度には150人(71人;2.1倍)に漸減しており、人材確保を図る観点から吉本興業のネルソンズを起用した警察官募集動画を制作して広報活動に取り組んでいることを紹介しました。