5月13日、鳥取市で中国5県議会正副議長会が開催され、「自然災害に対する備えの充実」「都市と地方の格差是正」「半島振興法の延長と拡充」「竹島の領土権確立」「地方交通の維持」「合区の解消」「口腔歯科検診の制度化」など12項目を全国都道府県議会議長会を通じて政府関係機関および国会に要請することを決定しました。また、5月14日には出雲大社の大祭礼が斎行されました。雲ひとつ無い五月晴れの下で行われた勅祭は、島根県知事や島根県議会議長をはじめ県内、全国各地から参列した約600人の参列者が見守る中を、正服に身を包んだ國造以下神職たちが御本殿へと参進しました。厳かな警蹕の声によって御本殿の御扉が開かれた後、海・川・山・野の産物15台の神饌が供され、千家宮司が皇室の弥栄と国民の繁栄を祈念する祝詞を奏上し、宮内庁の北島清仁掌典が天皇陛下の幣帛を奉納し、祭文を奏上しました。今年は、コロナ禍で中断されていた武道大会や図画展、獅子舞、神楽奉納などの慶讃事業が5年ぶりに復活し、境内のあちらこちらに大きな人垣があり、まさに「コロナ明け」を実感する機会となりました。また、この日の午後には出雲市認可保育園理事長会(原成充会長)の総会が開催され、出雲市の金本薫こども未来部長が「令和6年度の子育て・保育施策について」とする行政説明を行い、令和5年度の出雲市の出生数が1,239人(前年比111人減)に急減し、保育園の待機児童がなくなった反面、放課後児童クラブの待機児童が64人(前年比4人増)となっている現状が明らかとなりました。