4月21日、岸田文雄自民党総裁(内閣総理大臣)が、衆議院島根1区補欠選挙に立候補している錦織功政候補の応援で島根県入りし、安来市で開催した「政治刷新車座対話」で不適切な派閥の政治資金報告を陳謝するとともに『信頼回復に強い覚悟で臨む』との姿勢を有権者に直接伝えたいとして、午前11時45分から奥出雲町の横田蔵市、14時15分から松江市のAコープふるえ店前、15時10分から出雲市のJAしまね平田中央支店駐車場の3か所で街頭に立ちました。岸田総裁は、「不祥事をうけ政治不信を招いたことをお詫びする。今国会で政治資金規正法の改正を果たすことは当然で、防衛力整備や円安・物価高騰など足元の政策課題の解決に注力する」とした上で、「具体的には、少子化対策に有効な結婚・子育て支援の強化となる各種手当増額や大学授業料の支援、地方の活力を引き出す観光の振興、農林水産業の収益確保に必須となる価格保証、国民消費を促す所得減税などにしっかりと取り組む」と述べました。公明党の西田実仁選対委員長は「公明党は即戦力でクリーンな錦織候補を推薦した」、小渕優子自民党選対委員長は「竹下登先生や桜内義雄、青木幹雄、竹下亘、細田博之など、国政で大きな足跡を残した偉大な政治家を輩出してきた島根から自民党政治家の灯を消さないでください」と声をあげ、錦織候補は「この選挙がどんなに厳しくても、『生まれ育ったしまねを良くするために人生を捧げる』との気持ちで、最後まで全力を尽くす」と力強くアピールしました。JA平田中央支店前の演説会は、雨中にもかかわらず1,500人を遥かに超える人の波は、会場準備で区画した駐車場のエリアは開会前に満杯となり、隣接のファミリーレストランやホームセンターの駐車場も人だかりで埋まるなど、マスメディアに叩かれながらも『現職総理大臣に対する一般住民の畏敬の念』がいかに凄いもの(大きい)かを感じさせました。