4月6日に松江市で上川陽子外務大臣を迎えての「女性の集い」、4月7日には一畑電車の雲州平田駅前で立憲民主党泉健太代表の街頭演説会が開催されるなど、松江市周辺では補欠選挙の告示を前に国政政党による前哨戦の火花が散っています。自民党派閥によるパーティ券代金(寄付)が政治資金収支報告書に不記載(法令違反)であったことに端を発した政治不信は、岸田内閣や自民党の支持率低下の事実に顕著で、「政治とカネ」をめぐるマスコミ報道もあって島根1区の補欠選挙が全国的に大きな注目を集めていますが、与野党対決を煽るメディアに候補者が埋没し、連日の政治集会に一定の動員はあったものの必ずしも有権者の関心が高まっているとは言えません。なぜなら、各地の公園や河川の土手沿いに植えられた櫻花が満開となった週末は絶好のお花見日和で、木々の下でお弁当を広げる家族連れや老若男女の人出と集会の参加者の数が1桁違いのように見えるからです。ところで、春休み中には出雲北稜高校男子卓球部や横田高校男子ホッケー部の全国制覇や石見智翠館高校ラグビー部、大社高校女子剣道部の健闘など、春の全国(選抜)大会での県内高校生の大活躍が伝えられました。4月8日には、多くの学校、幼稚園、保育園などで始業式・入学(園)式があり、新しい環境の社会生活が始まりますが、若い皆さん一人ひとりの蕾に大きな花が咲くことを期待しています。