4月4日は二十四節気の「清明」。春先の清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」という語を略したもので、暦便覧には「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれる也」とあります。三寒四温の通り、暖かくなった後に小雨が降り続いて寒くなったりしますが、万物が若返り、清々しく明るく美しい季節となりました。桜の開花があり、菜の花やチューリップなど花々が一斉に咲き乱れ、まさに春爛漫です。平田ロータリークラブ(清原正幸会長)では午前6時30分から愛宕山公園で早朝例会を開催し、小雨の中、8分咲きのソメイヨシノを愛でながら廻ノ池周辺のごみ拾いを実施しました。ところで、自民党本部は政治資金パーティの不記載問題のけじめをつけるとして党紀委員会に対象議員の処分を諮問し、安倍派や二階派幹部の離党勧告や役職停止が検討されていると報道されています。こうした(政治的な)問題の決着は、派閥の最高幹部(親分)が、自らすべての責任を負い(議員辞職)、他の議員(子分)の免責を願う」というのが『長の矜持』ですが、「責任のなすりあい」をしている様には嫌悪感しかありません。同時に、問題処理を長期化させたため、結果的に、国会の議論を政治資金に終始させて経済や外交、防衛を後回しにした自民党執行部の責任も大きく、国政の混乱収束には「乃公出でずんば蒼生を如何せん」との志を持つ政治家の出現が俟たれます。