3月24日、出雲市の平田地域で自民党平田支部主催の時局講演会が開催されました。青木一彦参議院議員、高見康裕衆議院議員、飯塚俊之出雲市長、園山繁県議会議員の4人がリレー式で国政・県政・市政、それぞれの立場からリレー式で行った時局講演には、西田コミュティセンター、久多美コミュニティセンター、東コミュニティセンタおよび出雲市平田学習館の4会場に約420人が参加、聴講しました。主催者挨拶で、園山県議会議員は「少子化政策の要諦は結婚・子育て支援の前に若者の所得対策を講ずる必要があり、過疎対策には農林水産業の収益確保が不可欠で、所要の対策を国に求める」と問題提起をし、青木議員は「能登半島地震の教訓は『強固な動線の確保』で、中海・宍道湖を縦貫する8の字ルートの整備を進める」とし、高見議員は「自民党は政治資金の問題に決着をつけ、国防や子育て、物価高騰など、社会が求める政策を前に進めるために、古い殻を脱ぎ棄てなければならない」とした上で、「農業基本法や下請法の改正と半島振興法の延長に必要な要素を盛り込めるよう努力したい」と述べ、飯塚市長は「就任以来、コロナと物価高騰対策に注力せざるを得なかったが、デジタル技術を活用したアバター婚活やゼロカーボンなど時代に即応する新規事業に取り組む」と述べました。また、時局講演終了後には島根1区の補選に出馬予定の錦織功政さんの紹介が行われました。