3月14日、第489回島根県議会(令和6年2月定例会)は本会議が開催され、松尾紳次副知事の任期満了に伴う後任に、石原恵利子政策企画局長を充てる人事案件に同意し、「令和6年度島根県一般会計予算」など予算案43件、「島根県職員定数条例の一部を改正する条例」など条例案36件、「宍道湖流域下水道の維持管理に要する費用の市負担について」など一般事件案6件の知事提出議案85議案と「帯状疱疹予防ワクチン(シングリックス)の任意予防接種費用に対する公費助成制度創設並びに定期接種化を求める請願」など請願3件について常任委員長報告が行われ、討論、採決の結果、知事提出議案85件は可決、請願1件を採択、2件を不採択としました。また、この日の本会議には議員提出議案の「帯状疱疹ワクチンへの助成並びに定期接種化を求める意見書」「放課後児童クラブの充実を求める意見書」「最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求める意見書」「価格転嫁対策の円滑な実施と実効性確保を求める意見書」など4件の意見書案が上程され、いずれも全会一致で可決され、国会および政府関係機関に送付されることになりました。閉会にあたって丸山知事は「令和6年度は島根創生計画の最終年となるが、人口減少は続いており、『笑顔で暮らせるしまね』の実現のため全身全霊を尽くして県政運営にあたる」と挨拶し、園山議長は退任する松尾副知事に対し「温厚篤実で粘り強く職務にあたる貴殿の労苦が激しい選挙後の難しい県政運営を支えた原動力である」と謝辞を述べました。