3月5日、島根県議会2月定例会は本会議が開催され、一般質問(一問一答方式・2日目)が行われました。この日は池田一議員、中島謙二議員(自民党議員連盟)、出川桃子議員、森山裕介議員(自民党ネクスト島根)、岸道三議員(民主県民クラブ)の5人が質疑を行いました。池田議員は、「災害対策」「島根創生」などについて、中島議員は「JRの利用促進」「交通安全計画」「ネット上の誹謗中傷対策」「歯周病の予防」「磯焼け対策」などについて、出川議員は、「困難な問題を抱える女性の支援」「女性活躍の基盤づくり」などについて、森山議員は、「島根創生計画の評価」「事業承継」「食品の海外輸出」などについて、岸議員は、「人口減少対策」「県管理河川の整備」などについて、知事、関係部局長、女性活躍推進統括監および警察本部長の見解を質しました。丸山知事は、女性活躍について「県が進める女性活躍は男性の意識を変え、女性が主として担っている家事・育児の負担を男性が等分に果たすことによって生み出される時間を女性が希望する活動に充てることを可能にする取り組みである」と述べました。石原政策企画局長は、人口動態について「令和5年10月1日の推計人口は649,235人で、年間の出生数は4,012人、死亡数は10,578人で自然減6,566人、転出14,526人、転入12,485人で社会減2,041人」、県の定住広報について「『いいけん、島根県』のプロモーションによって『くらしまネット』のサイトに誘導し、自然環境や就業、定住、特産品などの情報を発信している」、藤井地域振興部長は、県内JRについて「令和2年から4年における山陰本線(出雲‐益田)の営業損益-3,310,000千円、収支率14.4%、営業係数694、木次線-620,000千円、6.5%、1538、山口線-620,000千円、7.7%、1304」、西村環境生活部長は、CO2削減について「島根県は2030年に2013年比で21.7%の削減を見込み、メガソーラーは2022年で480haに2億5,000万kw/hで削減量は全体の15%にあたる」、安食健康福祉部長は、婚姻数について「令和4年度の婚姻数は2,167件(平成29年2,662)、出生数4,161人(5,109),はぴコの成婚件数59件、しまコの成婚件数10件」、新田商工労働部長は、食品輸出について「令和4年度の食品の輸出総額(農林水産物を含む)は2,760,000千円で、うち酒類は460,000千円、菓子類は270,000千円」、五十川土木部長は、中小河川について「県管理河川は596河川、総延長2,690kmで管理費用は年間15億円程度、うち52河川で改修工事を実施し、すべての河川で市町村やボランティアの協力による河川浄化事業やハートフル事業を実施していただいている」、日下女性活躍推進統括監は、男性の育休取得啓発について「『家事手帳』や『パパの育児手帳』の配布、官民協調のイクボスセミナーの実施、育児休業取得に関わる特設サイトの開設などを計画している」などと答弁しました。