1月31日、松江市西浜佐陀町の島根県警察学校(金築和弘校長)で第174期初任科の卒業式が執り行われました。警察関係者や初任科生の家族などが見守る中、卒業生の代表に卒業証書が手渡され、成績優秀者や精勤者が表彰されました。金築校長は「10か月の厳しい訓練を乗り越えたことを土台に、立派な警察官になることを期待している」と式辞を述べ、中井淳一警察本部長が「島根県警察が掲げる『県民を守る強くしなやかな警察』の実現と『県民とともに創る日本一治安の良い「しまね」』の達成に向け、県民に寄り添い、信頼される警察官を目指してください」と訓示を行い、金崎智枝公安委員長、丸山達也知事、園山繁議長、加藤雄三松江地方検察庁検事正が祝辞を述べました。第174期の卒業生の代表として菅沢大輔さんが「家族や教官への感謝と苦しい訓練を乗り越えた学校生活で培った自信と同僚との絆を支えに、1日も早く警察官としての職務を遂行できるよう精進する」と答辞を述べました。18歳から30歳までの24名は(女性4名)、津和野、益田、浜田、川本、江津、大田、出雲、雲南、安来、松江の各警察署への配属辞令が交付され、3か月間の職場実習に臨むこととなりますが、『できない理由を探さない』という意識で日々の職務にあたってほしいと願っています。