12月8日、出雲市の河下港小津岸壁の臨海工業団地で河下港バイオマス発電所の起工式が執り行われ、関係者が工事の安全と事業の成功を祈願しました。河下港バイオマス発電所は兵庫県姫路市の㈱有馬不動産と東京小平市のサンライトエナジー㈱の共同出資で設立した出雲バイオマス発電㈱(有馬久和代表取締役)が、4,500㎡の敷地に2台のキルン式ガス化溶融プラントを設置し、主として間伐材の木質系チップを燃料に発電を行うもので、出力は1.9Mw/hで、年間約1,500万kwの電力を供給する計画としており、総事業費は約30億円と見込まれています。この日の起工式は若宮神社の竹下正宏宮司を斎主に安全祈願が行われ、事業者や設計者、施工者などが鍬入れを行い、来賓の周藤あさ子島根県環境生活部次長や山﨑文幸出雲地区森林組合代表理事組合長、小林幹治北浜地区自治会長などが玉串奉奠を行いました。安全祈願の後に挨拶した事業者の有馬代表取締役は「多くの皆さんのご支援とご協力のおかげで今日を迎えたが、発電事業を通して地元の皆さんに貢献できる施設となるよう全力を尽くす」と述べ、小村和恵出雲市環境エネルギー部長が「ゼロカーボンシティをめざす出雲市にとって、河下港周辺は風力と太陽光およびバイオマス発電所が存置する脱炭素のメッカであり、工事の安全と施設の早期完成および事業の発展を願う」とする飯塚俊之出雲市長のメッセージを読み上げました。施設は、年明けから用地造成、建屋の建設、プラントの据え付けが予定され、順調に推移すれば、令和7年4月に試運転、本格稼働は同年6月を見込むとのことです。