12月8日、島根県議会11月定例会は本会議が開催され、一般質問(一問一答方式・1日目)が行われました。この日は大屋俊弘議員、福井竜夫議員(自民党議員連盟)、内藤芳秀議員、岡本淳議員(自民党ネクスト島根)、須山隆議員(民主県民クラブ)、大国陽介議員(共産党)の6人が質疑を行いました。大屋議員は、「山陰道(福光・浅利道路)の整備」「子育て支援」「西部地域の医療提供体制」「水産高校の人材育成」「サイバーパトロール」などについて、福井議員は「県内3空港の活用」「少子化対策」などについて、内藤議員は、「島根かみあり国スポ‣全スポの準備状況」について、岡本議員は、「介護支援」「観光振興」「鳥獣対策」などについて、須山議員は、「教員の働き方改革」「県立高校の寄宿舎整備」などについて、大国議員は、「いじめ問題」「不登校児童・生徒の支援」などについて、知事、関係部局長、教育長および警察本部長の見解を質しました。丸山知事は、子育て世代への支援について「平成10年の税や社会保険などの国民負担率は36.2%から令和5年は46.8%に上昇しており、非正規雇用の増加などを考慮すれば、若年世代が結婚・子育てに向かうとは考えにくい」とし、島根かみあり国スポ・全スポの意義について「⓵持続的な競技力強化②スポーツを通じた地域振興や人づくり、③郷土愛や地域の誇りなどの醸成、④障がいの支援と理解促進」と述べました。西村環境生活部長は国スポ・全スポについて「競技会場の整備計画および予算は令和6年度に策定するが、開催経費は90~140億円程度、期間中の来訪者は70万人、経済効果は600億円程度と見込む」、安食健康福祉部長は、石見地域の病院の病床数について「令和4年度末で大田圏域471床(平成28年度667)、浜田圏域922(1,108)、増田圏域688(847)」、野津教育長は、教員の時間外勤務について「令和4年度の1か月あたり平均で、小学校34.6時間、中学校38.8時間、県立学校46.2時間、特別支援学校21.4時間」、寄宿舎の支援について「県立高校の寄宿舎は入寮性1人あたり45万円、市町村が設置するみなし寄宿舎20万円、共同下宿17万円」などと答弁しました。