旧暦の10月10日である11月22日夕刻、出雲市大社町の稲佐の浜で、全国の八百万の神々をお迎えする神迎神事が執り行われ、神々は境内の十九社に27日の神等去出祭まで逗留され、今年の神議が始まりました。出雲地方は「お忌みさん」として歌舞音曲を慎み、静かに過ごすことを心がける日々となりますが、この頃は移動性の高気圧と寒冷前線の作用で天気が急変し、時として北西の季節風が吹き荒れる「お忌みさん荒れ」と称する荒天となることがあり、要注意の時期でもあります。11月23日は神在祭りに併せて秋の収穫に神恩感謝を捧げ、来年の五穀豊穣を祈念する献穀祭が斎行されました。出雲大社の献穀祭は、祈穀祭、大祭礼に並ぶ三大祭式で、コロナ禍が一段落し、小春日和の下で5年ぶりに神在神事と同時斎行となったこともあって、出雲大社周辺は全国各地からご神徳にふれようとする参拝者の波で溢れ、終日、大渋滞の車列が途切れることがありませんでした。小生の近況は、11月20日、上京から帰省後に出雲市地滑り協議会総会、21日、県議会各派代表者会議および議会運営委員会、22日、島根県冷凍空調工業会50周年記念式典、23日、出雲大社献穀祭などに出席、参列しました。