10月9日、体育の日恒例の出雲全日本大学選抜駅伝が出雲大社勢溜から出雲ドームに至る6区間45-1kmで行われ、駒澤大が昨年の記録を41秒更新する2時間7分51秒の大会新記録で2年連続5度目の優勝を果たしました。1区でトップに立った駒澤は終始先頭を走る完勝で、大八木弘明総監督から引き継いだ藤田敦史監督の初陣を飾るとともに、2年連続の3冠達成に向け好スタートを切りました。2位の創価大、3位の城西大は、ともに過去最高成績で、この後に「全日本」「箱根」と続く大学3大駅伝での飛躍が期待されるところです。この日は、レースが終了した午後6時30分から大社町の島根ワイナリーで「さよならパーティ」とするバーベキューが開催されました。コロナ禍のため中断していた慰労会の開催は4年ぶりで、中庭に設えられた屋外ステージ前には主催者の『炉暖の会』が用意した島根和牛をはじめ松葉カニやサザエの壺焼き、出雲そば、いか焼きなどのテントが並び、選手、役員など500余名が交流しました。挨拶した出雲市の飯塚俊之市長は「出雲には事を成した後に『直来』とする慰労会の風習と、遠来のお客様を『おもてなしをする』文化があります」と挨拶し、『炉暖の会』の初代会長を務めた大賀良一さんが「今年は諸般の事情からOBの招待は見送り、規模を縮小したが、美味しいバーベキューを堪能し、疲れを癒し、交流を楽しんでください」と乾杯しました。