8月03日から北海道帯広市の「よつ葉アリーナ十勝」で開催された第70回全国高等学校剣道大会で、島根県代表の大社高校は、男子の団体、個人でともにベスト4(3位)に進出、8月10日に島根県の松江市総合体育館で開催された第65回全国教職員剣道大会では男子団体で準優勝、女子個人でベスト4(3位)と好成績を上げました。高校総体の団体は、男女ともに出場48チームを16のブロックに分けて予選リーグを行い、各ブロックの1位チームが決勝トーナメントに進出します。島根県代表の大社高校は、男子の予選リーグDブロックで長崎県代表で優勝経験のある強豪校の島原高校を1-0、富山県代表の龍谷富山高校を2-1で下し決勝トーナメントに進みました。1回戦では群馬県代表の東京農大第2高校を1-1(本数差)、準々決勝で静岡県代表の浜名高校2-1で下し、準決勝では優勝経験のある福岡県代表の福岡第1高校と2-2で同点、代表戦も延長戦の大熱戦を繰り広げましたが、惜しくも紙一重の差で勝ちを譲りましたが、春の選抜ベスト8を上回る結果を残し、個人戦でも波多野準也選手が昨年の坂本涼輔選手に続くベスト4に入りました。選抜大会ベスト16の女子は、予選リーグOブロックで地元、北海道代表の札幌日大高校と2-2で引き分け、石川県代表の羽咋高校に4-0で快勝し、勝ち点で札幌日大高校と並んだものの取得本数差で及ばず、惜しくも予選リーグ敗退となりました。全日本教職員大会で島根県チームは、団体戦の2回戦で石川県に2ー1、3回戦で強豪大阪府に1ー0で競り勝ち、準々決勝では愛媛県に2ー1、準決勝は埼玉県を3ー1で下し、決勝は昨年の大会と同じ東京都との対戦となりました。結果は、世界選手権の代表選手などを擁する壁を崩せず、惜しくも3-0で敗れてリベンジとはなりませんでしたが、女子の個人戦では長岡里紗子選手(浜田養護学校)が島根県勢としては5年ぶりに3位入賞を果たしました。続く、8月18日からの全国中学校剣道大会での島根県代表の健闘を期待します。