6月12日、今春の改選後、初めての定例会となる第486回島根県議会6月定例会が7月6日まで25日間の会期で開会しました。本会議の冒頭に園山繁議長は「県議会が県民の負託に応える『議論の場』としての役割を果たせるよう真摯な議論を尽くしてほしい」と挨拶し、4月の知事選で再選を果たした丸山達也知事が県政運営に臨む所信を述べました。丸山知事は「人口減少に歯止めをかける『島根創生』は道半ばであり、人口減少にうち勝つ政策遂行に全力で取り組むとともに、コロナ禍と物価高によって大きな影響を受けている県内経済の支援に取り組む」と述べ、LPガスの消費者や特別高圧電力利用者への支援および酪農経営の維持を図るため、酪農家による乳質・乳量の改善に必要な取組への支援など、総額48億円の令和5年度島根県一般会計補正予算など17議案を提案しました。6月定例会の上程議案および県政一般に関する質疑は、代表質問が6月19日、一般質問が6月20日から6月27日まで6日間の予定で、今のところ、新人9人を含む26人の議員が質疑予告を行っています。