6月6日、松江市内のホテルで島根県警察官支援の会(会長は島根県議会議長)の令和5年度総会が開催され、県内の事業所や各種団体の代表者および警察関係者など50名が出席しました。この会は、昭和43年に警察官の職務の一般理解促進と活動支援を目的に設立され、現在、県内68の団体および事業所で構成されています。議事では、令和4年度に実施された安全運転大会特別任務にあたる警察官や術科特別訓練員、全国白バイ安全運転大会代表および警察学校初任科卒業生への激励や殉職警察職員への献花、駐在所夫人への労いなどの事業報告が了承され、平成5年度においてもG7広島サミットに特別派遣をはじめ捜査警戒活動や術科大会参加者、駐在所勤務員、警察学校初任科卒業生などへの激励、殉職者への弔意などの事業を実施することが決まりました。中井島根県警本部長は、「島根県警察は、県民を守る強くしなやかな警察をめざし、『県民とともに創る日本一治安の良い「しまね」』を運営指針に掲げて活動しているが、県民の皆さんからの支援は警察官のモチベーションの維持向上に大きな力となっている」と挨拶しました。総会終了後には、G7広島サミット特別派遣の出動報告や原子力防災、銃器による兇悪事案に備える機動隊の装備品紹介があり、30kgもの重量がある防護服を身に着け20kgの盾を持って動く隊員の勇姿に感嘆の声があがりました。