元島根県議会議員で雲南市議会議員の足立昭二さんが6月1日に逝去されたと聞き、大変驚きました。足立さんは大東町の役場職員を経て、1999年、44才で大東町議会議員に当選、合併後の雲南市議会議員に当選した後、2007年の島根県議会議員選挙に大原郡選挙区から立候補して落選したものの、捲土重来を期した2011年の島根県議会議員選挙で、雲南・飯石選挙区で当選、2015年の島根県議会議員選挙では定数減となった同選挙区で惜敗、2019年の締根建議会議員選挙でも僅差で次点となり、翌、2020年の雲南市議会議員でトップ当選を果たして地方議員に返り咲きを果たされました。まめに地域を歩いて住民の声を聴き、それを裏付けとして議会で発言する姿は小生の政治スタイルと似ており、議員野球部の「4番サード」ということもあって、党派、会派は異なりますが「昭ちゃん」と呼ばせていただき、親しくお付き合いをさせていただきました。県議会議員選挙の当選が東日本大震災の直後で、雲南市が島根原発の30km圏、UPZとされたこともあって、本会議では原発に関わる問題を取り上げることが多く、雲南病院を念頭に置いた地域医療への言及にも、丁寧な言葉遣いの中に問題点を鋭く指摘する厳しさが垣間見える発言がいまも耳に残ります。足立さんは小生とは1つ違いで、67歳での逝去は慙愧に堪えませんが、今は、天上界からご家族の平安と雲南市の安寧、振興をお見守りいただきたいと願うばかりです。合掌