4月9日、第20回統一地方選挙の前半となる道府県知事選挙および政令指定都市の市長、道府県議会議員選挙の投・開票が行われ、島根県知事選挙では現職の丸山達也知事が2回目の当選を決め、園山繁議員は出雲市選挙区で8,898票を得て、9人中第4位で6回目の当選を果たすことができました。今回の選挙は、何と言っても全県で『世代交代』の強い風が吹いたことが特徴で、選挙となった地域での当選した顔ぶれを見ると20代から40代の若い候補者の躍進が目立ちます。小生にとっては、旧平田市の市議会議員選挙から通算して9回目の選挙となり、従前通り130回余の辻立ち(街頭演説)を行い、約4,000人の皆さんを前に政見を述べましたが、中山間地域や海岸地域では過疎・高齢化が著しく、地域の疲弊が進行している様が見て取れる一方で、美しい海岸線を活用したグランピング施設や豊かな森林資源を活用した新事業の起業の現場を目の当たりにし、厳しい中にあっても新しい息吹が芽生えていることもわかりました。ただ、広い出雲市内に車を走らせていると、山間地域や海岸地域のあちこちで携帯電話の電波が途切れてしまい、用務の伝達に苦労する場面が複数回生じたことは、スマホが『緊急事態』に全く対応できないツールとなる可能性があり、一日も早い「携帯電話(スマホ)の不感知地域解消」を急ぐ必要があることを痛感しました。いずれにせよ、現任期は令和5年4月29日で終了し、4月30日から新しい任期が始まります。政府は、連休明けからウィズコロナに舵を切るとしており、島根県では時間が止まった3年間を取り戻すべく、再び『島根創生』の旗を掲げて、人口減少に抗う取組みを伸展させ、少子化の流れを食い止める政策の遂行に努力をしたいと思います。