2月11日は「建国記念の日」。松江市では日本会議島根(倉井毅会長)が建国記念の日奉祝行事として城山公園内にある松江護國神社で斎行された紀元祭に参列し、神武天皇から127代にわたる皇統の継続と安寧を祈願しました。ロシアのウクライナ侵攻からまもなく1年となりますが、厳しい戦火の中にあっても「他国の侵略から国を守る」として大国ロシアに対峙するウクライナの国民の強い意志に触れると「日本で同様の事態が起こった時に、国民は敢然と立ち向かうことができるのか」との問いに明確に「はい」と答えることができない自らを恥じ入るばかりです。建国記念の日の意義は、「建国をしのび国を愛する心を養う」と書かれていますが、建国の歴史に誇りを持ち、国際社会で確固たる位置を占めるためにも、国民自らが、領土、領海、領空を守り、生存を次代に伝えるという強い意志を持ちたいものです。ところで、日本銀行の黒田東彦総裁の後任に経済学者の植田和男氏を起用する方針が固まったと報道されました。新総裁の下で、円安と物価高騰、給与・賃金改定、ゼロ金利政策の見直しなど通貨・金融政策の転換が図られるのか、否かに注目が集まります。