2月7日は「北方領土の日」。1855年2月7日(旧暦の安政元年12月21日)に下田において日魯通好条約が調印され、日本とロシアの国境が択捉島とウルップ島の間とされたことに因み、昭和56年1月6日に閣議決定されました。毎年、この日には北方領土問題に対する国民の関心と理解を深めることを目的として、政府主催の「北方領土返還要求全国大会」が行われており、今年も東京都千代田区の国立劇場で開催されました。式典を主催した岸田文雄首相の「ロシアによるウクライナ侵攻によって日ロ関係は厳しい状況にあるが、政府としては領土問題を解決し、平和条約を締結する方針を堅持する」とする挨拶が報道されていますが、北方領土問題には内閣に北方対策本部が組織され、担当閣僚がおかれているのに対し、竹島を韓国の不法占拠としながらも明確な対応を見せない政府や国会の姿勢は島根県民にとっては不可解で大きな疑問です。ところで、今春の統一地方選挙で再選を目指す丸山達也島根県知事の後援会の発足式が松江市内のホテルで開催され、会長に竹下正幸前JAしまね組合長を推戴し、自民党所属の県議会議員全員が常任幹事を務めることが決定しました。