12月22日は「冬至」。『暦便覧』に「日南の限りを行て、日の短きの至りなれば也」とあるように1年でいちばん日照時間が短い日で、松江気象台によると、島根県の日の出の時刻(めやす)は7時16分で日の入りは17時04分とのことで、昼の時間はわずか10時間ほどとなります。天気予報では、今日は雪模様の曇天で、日没はもっと早いと感じられますので、夜長を冬至の定番の『かぼちゃ料理』や『湯豆腐』を楽しみ、『ゆず湯』のお風呂で温まる面々も多かろうと思います。ところで、国土交通省中国地方整備局松江国道事務所は、昨年8月に大規模地すべり災害が発生し、現在まで終日片側交互通行の交通規制が実施されている国道9号の出雲市多伎町小田地内の災害復旧工事が完了し、12月23日の午後3時30分に2車線開放をすると発表しました。当初は、開放に先立って出雲市多伎コミュニティセンターで「地すべり災害復旧報告会」が開催予定でしたが、今季いちばんの大型寒気による警報級の大雪が予想されるため中止となりました。ともあれ、15カ月におよぶ困難な復旧工事にあたっていただきました関係各位のご尽力を労い、深甚なる感謝と敬意を表します。