12月7日、県議会11月定例会は本会議が開催され、県職員や公安職、教育職などの給与と期末手当の改訂にかかる給与関係条例および令和4年度島根県一般会計補正予算(第7号)と国の補正予算成立に伴う物価高騰対策などにかかる令和4年度島根県一般会計補正予算(第8号)など知事提出議案15件と「緊急事態に関する建設的な議論を求める意見書」など議員提出議案3件が追加上程され、給与関係条例と補正予算(第7号)および「LPガス料金上昇に対する支援を求める意見書」など16議案を即決し、11月21日の本会議に上程した令和4年度島根県一般会計補正予算(第6号)など24議案と追加上程し未採決の2議案を所管の常任委員会に審査付託しました。令和4年度島根県一般会計補正予算(第8号)の内容は、粗飼料・配合飼料の高騰に対する支援の継続やきのこ生産の低コスト化、観光需要の回復、出産費用の補助、国土強靭化など、国の経済対策で配分される財源を充当して206億円を追加し、補正後の令和4年度予算の総額を5,539億円(令和3年度は5,447億円で前年比101.7%)とするものです。ところで、12月8日は、その年に使用した針や曲がって使えなくなった針などを豆腐やこんにゃくなどの柔らかいものに刺し、神社に奉納する「針供養」が行われる日です。ミシンの普及で市井に和裁をする人を目にすることは少なくなりましたが、衣桁に架かった袖なしや綿入れ半纏に鼻眼鏡で針の穴に糸を通し、縫物をしていた母や祖母の姿が浮かびます。