11月29日、島根県議会11月定例会は本会議が開催され、一般質問(1日目)が行われました。この日は、五百川純寿議員、中島謙二議員(自民党議員連盟)、川上大議員(県議会自民党)、須山隆議員(民主県民クラブ)の4人が質疑を行いました。五百川議員は「知事の政治姿勢」「財政運営「島根県してのコンセプト」などについて、中島議員は「山陰の万葉集ゆかりの地の連携」「県職員および教職員の心の病」「萩石見空港の状況」「LPガス利用者の支援」「口腔機能の維持」などについて、川上議員は「あいと地球と競売人」「大橋川改修事業」「県の救急医療体制」「日台交流」「公教育の充実」などについて、須山議員は「中山間地域の公共交通の確保対策」「知事の政治姿勢」「部活動の地域移行」などについて、知事や関係部局長および教育長の見解を質しました。丸山知事は、令和5年4月の知事選出馬について「就任当初に掲げた『人口減少に打ち克ち笑顔で暮らせる島根創生の実現』は道半ばであり、再び県民の皆さんの信託を得て、適切なコロナや物価高騰の対策を講じながら、オール島根で県政を担う決意」と再選出馬を表明し、島根創生の成果については「コロナ感染により十分な進捗とはなっていないが『小学6年までの医療費助成』『放課後児童クラブの充実』『たたらプロジェクトの推進による島根大学の学部増設』『山陰道の進展と有料高速道の4車線化』などに成果を得た」などと述べました。籏野総務部長は県職員の長期欠勤者について「令和3年度に30日以上の病休者は74人」、野津教育長は教職員について「休職者(180日以上の休業)は31人で、うち7人が新規採用者」とし、長岡企業局長は萩石見空港内の太陽光発電所について「令和3年度の売電収入は144,000千円で、空港施設使用料8,000千円は島根県、固定資産税相当額14,000千円を益田市にそれぞれ支払っている」と答弁しました。