10月11日、島根県議会は本会議(最終日)が行われ、令和4年度島根県一般会計補正予算(第4号)など27件と請願2件の常任委員長報告を可決して閉会しました。閉会にあたって、丸山知事は「第7波のコロナ感染も10万人あたりの感染率がピーク時の1/6まで低下し、全国的には経済の回復に舵が切られており、本県も国や他の都道府県と足並みを揃えて対処する。10月6日から鹿児島県で開催された第12回全国和牛能力共進会では島根県代表牛が高い評価を受けたところであり、関係各位の皆さんの努力をお労い申し上げる」と述べました。ところで、体育の日恒例の第34回出雲駅伝は小生の母校である駒澤大学がレコード記録で9年ぶり4回目の優勝を果たしましたが、3年ぶりの開催となった第77回いちご一会とちぎ国体は、島根県は男女総合成績の天皇杯得点が680点の43位、女子の皇后杯得点が452.5点の41位と厳しい結果に終わりました。競技結果を見ると、天皇杯のうち競技得点をあげた競技がホッケーの138点、カヌーの68点、陸上の31点、卓球の26.5点、フェンシングの25点など9競技に止まり、前回〈2019年〉の天皇杯得点725点40位、皇后杯426点44位からの飛躍は果たせず、競技得点を稼げる種目を増やすのか重点化するのかなど、抜本的な競技力強化の方針構築が俟たれるところです。