10月8日、出雲市のくにびき中央通りで陸上自衛隊出雲駐屯地(中津政文司令)の開庁69周年記念式典と市中パレードが行われました。陸上自衛隊出雲駐屯地は朝鮮戦争終結後の昭和28年10月に開設され、現在、第13旅団の第13偵察隊や第304施設隊等が駐屯しており、令和5年度に第13偵察戦闘大隊として再編・増強されると聞いています。天候にも恵まれ、多くの市民が見守る中、陸上自衛隊第13音楽隊の演奏に続いて式典が開かれ、中津司令は「緊迫する国際情勢や常態化する自然災害など困難な局面にはあるが、自衛隊は常に地域住民とともにある」と式辞を述べ、飯塚出雲市長は「出雲市民の自衛隊への敬意は高く、昨年の豪雨災害の復興に尽くされたことに感謝をします」と挨拶しました。丸山知事は「国民のために厳しい訓練、弛まぬ鍛錬を続けている自衛隊の皆さんに県民の期待が集まるのは当然のこと」などと祝辞を述べました。平成17年から続く市中パレードには、出雲駐屯地の装備車両等のほかに北朝鮮のミサイル発射に備えて緊急配備されているペトリオットミサイルPAC3や美保基地所属のC2輸送機なども参加しました。ところで、鹿児島県で開催されている全国和牛能力共進会で出雲農林高校が特別区(高校・農大の部)で優等賞5席となり特別賞(顔品賞)を受賞したとの知らせがありました。関係者の皆さんのご努力を労うとともに心からお祝いを申し上げます。