10月3日、ヤクルト対DeNAのリーグ最終戦の最終打席で、村上宗隆内野手が王貞治さんを超える61打席ぶりの56号本塁打を放ち、日本球界で18年ぶりの三冠王(打率・318、本塁打56本、打点134)を決めました。日本球界のシーズン最多本塁打記録はバレンティンの60本ですが、大リーグではバリー・ボンズの73本で、今季はヤンキースのアーロン・ジャッジが61本を記録しており、22歳の村上選手にはさらなる高みを目指してほしいものです。ところで、国内最大のスポーツの祭典である「いちご一会とちぎ国体」第77回国民体育大会(国体)が始まりました。国体の開催は新型コロナウイルスの影響もあって3年ぶりで、宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで行われた総合開会式には天皇、皇后両陛下が出席されました。国体は、競技得点の対象になる「正式競技」のほか「特別競技」「公開競技」「デモンストレーションスポーツ」などが行われ、島根県は本大会に先行して行われた水泳競技など4競技を除く陸上競技など31競技に選手監督を含む375人を派遣して臨んでおり、お家芸であるホッケーやカヌー競技で高得点を挙げ、30位台前半の競技得点を期待しています。