9月23日、昭和27年5月に平田町外4村組合立平田博愛病院として開設した出雲市立総合医療センターの創立70周年記念式典と記念イベントが開催され、午前10時からセンターの大会議室「くれすと」での記念式典で、杉山寧事業管理者が「『地域包括ケアの拠点』として着実な歩みを進める」と挨拶し、飯塚俊之市長から初代の事業管理者をつとめた雫稔弘さんと医師グループ「三水会」の及川馨さんに感謝状が贈呈されました。病院内には、身体や血圧、骨密度、血管年齢の測定をする健康チェックコーナーや医療器具や心臓マッサージが体験できる看護体験コーナーなどが特設され、1Fホールでは石見神楽やフルート演奏などのステージイベント、玄関前の広場には、佐藤秀一病院長の似顔絵コーナーやラーメンや焼きそば、ねぎ焼などの飲食ブース、アクセサリーや小物、雑貨などの露店が並び、コロナ禍で久しく病院関係者と患者だけの往来が続いた場所に家族づれなど多くの一般市民の姿がありました。また、9月24日には一般社団法人平田青年会議所の創立55周年記念式典と講演会が開催されました。平田青年会議者は1967年に全国366番目の会員会議所として設立され、児童図書館や国際交流センターセンターなどの運営や平田まつりやちびっこキャンプなどを主宰してきていますが、出雲市平田文化館で開催された記念式典で吉岡拓也理事長は「市民の皆さんと一緒に考えた『ひらた未来ビジョン』の実践を目指そう」と挨拶し、「市民のつながりを大切にするまち」に向かって活動をはじめた団体や個人の決意表明がありました。式典終了後にはTVのコメンティターをつとめる岸博幸慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授が「これからの日本~地方創生の鍵はこれだ!!~」とする記念講演を行いました。