京都府の城陽CCで開催されたゴルフのJLPGAツアーの公式戦「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」で川崎春花選手が優勝し、予選会で出場資格を得た19歳のツアールーキーの初勝利がメジャー制覇という『史上初の下剋上』として話題になっています。川崎選手は最終日の後半9ホールを6バーディーの30で廻り、通算16アンダーとして混戦を制しましたが、優勝インタビューで「ステップアップツアーで攻めるゴルフに徹して優勝できたことが今日の結果につながった」とコメントしました。ステップアップツアーは、JLPGAツアーに出場資格を持たない選手および新人を対象1991年に始まった下部トーナメントで2017年からは女子ゴルフの世界総合ランキングであるロレックス・ランキングの対象ツアーとなっています。川崎選手が優勝したのは本年8月に鳥取県の大山平原GCで開催された「第2回山陰ご縁むす美レディース」であり、大会のキャッチフレーズである『山陰から世界へ』の実現に大きく前進したかたちとなりました。次は、今年からJLPGAツアーに参戦している松江市出身の浜崎未来選手の優勝インタビューを聞きたいものです。